自分の気に入った家を建てたいが『いつから?』『期間はどのくらいかかるの?』と、漠然としてわからないと感じている人も多いと思います。結論から言えば、最低でも『入居の1年前から』進めるのが良いと思います。
更に余裕があれば『1年半前』が理想です。詳しく説明をしていきましょう。
家づくりのスケジュールを検討するためのコツは『逆算』です。
具体的に話をすると、例えば『来年の11月末には入居したい!』とします。
それを実現するためには、引越しの時間を考慮して入居2週間前の『11月中旬に引渡し』を受ける必要があります。
続いて、建物の工期を逆算します。
例えば部屋数が4LDKの建物の大きさは、一般的に30坪~35坪。40坪までなら外構まで含めて5ヶ月みておけば大丈夫でしょう。逆算すると『6月末』には着工する必要があります。
また着工するには、建物打合せ期間が必要です。
一般的には、建物契約後から『約3ヶ月間』みておくとよいでしょう。着工から逆算すると『3月末』から打合せスタートとなります。
したがって『3月中旬』には、家づくりを進める会社を決め『契約』をしておく必要があります。
※ちなみに打合せの詳しい内容は、下記リンクを是非参考にしてみてください。
―――――――――――――――
■詳しくはこちらから >> 注文住宅の打合せ期間『どのくらい必要ですか?』
―――――――――――――――
このようにスケジュールを逆算していくと、家づくりの期間は、契約~お引渡しまで『8ヶ月~8ヶ月半』かかることがわかります。
更に、家づくりをする会社の選定期間が必要となります。
焦らずにじっくり選定するには、3ヶ月間くらい必要だと思います。そうなると遅くても年始1月、通常で行けば12月からは、家づくりを検討していくことになるので、1年前からとなります。
このように逆算していくことで、入居までの具体的なスケジュールが見えてきます。
漠然としたスケジュール感で家づくりを検討している人が多いので、是非自分達で指を折って数えてみてください。意外と時間の無いことがわかると思います。
【まとめ】
ちなみに土地探しから始める場合は、更に数ヶ月前倒しにする必要がでてきます。自分達の気に入った土地がいつでてくるか?はわからないので、余裕をみて半年くらい期間を取っておいた方がよいでしょう。
結構時間がかかると感じるかもしれませんが、建ててから何十年も住むことを考えれば、家づくりは一瞬の出来事です。じっくり検討しながら進めましょう。
スポンサードリンク