注文住宅を検討している人が気になる資金繰り。『頭金なしでも建てられますか?』ですが、結論から言えば、建てることは可能です。
但し『どこの会社でも問題なく建築でききる』というわけではありません。ある程度の会社規模が必要になります。詳しく解説していきましょう。
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土地は所有していて『建物のみを「頭金なし」で建築するの場合』の話です。土地購入からの場合は、改めて別の機会に説明させていただきます。
建物代金とは別に必要になってくる諸費用(諸登記費用・火災保険代など)も含め、全て『銀行ローン』で『マル借り』して、家を建てます。ちなみに、この『マル借り』のことを、業界では『マルガリータ』と呼んでいますが。。。(笑
但し、銀行ローンの『事前審査』で承認になっていることが前提です。また『頭金なし』と言っても、建物の契約時印紙代1万円+契約時金10万円、合計11万円くらいは必要です。最低限このくらいの現金は準備しましょう。
更に詳細な条件の説明します。家を建てる工事会社についてです。ある程度、会社規模がある工務店や住宅メーカーであることが必須です。
その理由は下記2点です。
1)契約してから家が完成するまでの約7~8ヶ月間は、工事会社にお金が一銭も入ってこないので、経営面で体力が必要だから。
2)建物費用と諸費用までローンで借り入れるので、『提携ローン』を扱っている必要があるから。
ちなみに提携ローンとは、銀行と会社が提携を結び、お客様に対して金利・借入審査など、優遇措置があるローンのことです。
そして提携ローンを扱うには、工事会社自体の信用力が必要になります。信用力とは売上なので、必然的に規模の大きな会社となってきます。
この2点を満たす会社(工務店・住宅メーカー)であれば、『頭金なし』でも問題ありません。契約前の検討段階から、営業マンにきちんと話をしておけば、問題無く対応してくれるはずです。
【まとめ】
・手元にお金を持っておきたい
・ローン控除を受けること
などなど・・・自己資金があっても使わず手元に残しておくというのも一つの選択です。実際に、そのような人が多いことも確かです。安心して家づくりとなるように、しっかり資金繰りを検討しましょう。
ちなみに最初に少しだけ書いた『頭金なしで、土地購入から注文住宅を建てる場合』も『頭金なし』は可能です。但し、お金の流れの関係上、一時的に建て替え資金が必要となってきます。詳しくは、改めてこのブログで説明をさせていただきます!!
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