家づくりを成功させる秘訣は、まずは家の『工期』を理解することです。
簡単に言えば、木造注文住宅の工期の目安は『10坪・1ヶ月+予備1ヶ月』が基本です。
例えば、30坪木造住宅なら『3ヶ月+予備1ヶ月』となるので、おおよその工期は『4ヶ月』です。
このような計算を使い『自分達が希望する新居への入居時期』から、着工時期を逆算します。
これにより『いつ着工しなければいけないのか?』が明確になります。
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ちなみに『10坪・1ヶ月+予備1ヶ月』は、木造住宅が基本です。工法が『軸組工法』でも『2*4工法』でも、同じです。
『鉄骨造&鉄筋コンクリート造』の注文住宅の場合は、やはり工期は多少伸びます。『予備1ヶ月』のところを『2ヶ月』で見ておけば大丈夫でしょう。
最初に書きましたが『自分達が希望する新居への入居時期』を叶えるには、まずは『工期』を把握することが大切となります。
そして着工するためには…
1)打合せして詳細をつめること
2)建築確認申請関係の許可を取得すること
この2点が必須となります。
後悔のない家づくりをするには、あせらずゆっくりと考ながら打合せを進めてしていくことが、とても大切です。
そのためには『二週間に一度の打合せ』というペースが、私の経験上のベストだと思います。
また、打合せをしながら同時に申請関係の許可とっていきます。
そのためには、着工までに『約3ヶ月』という期間が必要です。
例えば30坪の木造住宅なら『契約から3ヶ月間の打合せ+4ヶ月間の工期』ということになり、合計で『7ヶ月間』必要になります。
つまり逆算すると『自分達が希望する新居への入居時期』からは、少なくとも7ヶ月前に契約をしておく必要があるということです。
家づくりで失敗している人の多くは、ゆとりをもったこの期間が無いがために『問題が起きたり…、後悔したり…するケースが多いのです。
【まとめ】
良い家をつくるにはメーカー選定はとても大切です。
しかし、そこにばっかり時間をかけると、家づくりは必ず失敗します。
最も大切なことは、メーカー選定に時間をかけるのではなく、逆に早くメーカーを決め『そことしっかりと打合せする時間をつくること』です。
このことこそが、家づくりを成功に導くための最も簡単な秘訣です。
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