注文住宅など、家づくりにおいて一番の心配事は、追加変更ででてくる『金額』でしょう。
その心配事を払拭し、自分達の要望を最大限取り入れ、予算内で家をつくる方法があります。
『その具体的な方法とは?』
緻密な『打合せ議事録』と『見積もり増減』を作成し利用していくことです。
『それは、一体どのようなことなのか?』詳しく説明をしていきましょう。
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注文住宅など、家づくりをしている中で、お客様から下記のような内容の話を聞いたりすることがあります。
・『契約後、打合せを進めていくと、気がついたら300万円の追加と言われた!』
・『ちょっと変更したつもりなのに、予想以上の追加金額がでてきた!』
・『追加金額の内容が、どうも納得いかない!』
楽しいはずの家づくりなのに、『なぜ、このような思いを抱くことになってしまうのでしょうか?』
一番の原因は、『何をどのように変更した結果、いくらの増減になるのか?』、お客様も説明をする営業担当者も、実は『分かっているようで、分かっていない』からです。
したがって、それを明確にしていく方法が必要なのです。
家づくりは、間取りや仕様を固めて着工に至るまでには、最低でも6〜7回の打合せが必要でしょう。
例えば、全ての項目を決めるまでの打合せ回数が『6回』だったとします。
その後の金額増減について、よく聞く話のパターンとは…全て決めるべきことを決め終えた後に、6回分の追加変更の金額が『ドンッ!』とでてきます。
その金額を見てビックリ仰天、『何で、こんなに金額がアップしているの!?』『こんなに金額をアップしたつもりは無いのに!?』というパターンです。
では『このようにならないためには、どうしたらよいのでしょうか?』
その方法は、とても簡単で、やるべきことは『3つ』です。
A)1回1回の打合せで出てくる追加・変更についての細かな『打合せ議事録』を作成。
B)それに基づいた1回1回の『見積もり増減』を作成。
つまり、6回打合せがあれば6回分の打合せ議事録と、それに基づいた6回分の見積もり増減がでてくるということです。
C)更に、お客様・営業担当者で毎回の打合せの初めに、作成した『打合せ議事録』を使って前回の打合せ内容の復習と、それに基づいた金額の増減の確認する。
前回打合せ内容を復習をすることは、とてもメリットがあります。
金額の増減の確認はもちろんのこと、それ以外にも漏れ・勘違い・間違いなど、お客様と営業担当者との間で、確認することができるからです。
そして、この3つを実行していくと…
・『この変更は思っていたよりも高いので、やっぱり以前の仕様に戻そう!』
・『絶対に譲れない希望なので、金額的にはちょっと高いが、取り入れていこう!』
というように、お客様自身が総額のコストを意識しながら変更項目についての判断ができるので、結果的に『コストコントロール』ができるようになるのです。
だから、最後に金額が『ドンッ!』と出てきてビックリするようなことははく、金額の増減に納得をしながら、安心して進めていくことができるのです。
【まとめ】
『コストコントロール』しながら家づくりを進めていくには『この方法しか無い!』と思えるほど、とてもシンンプルで当たり前の方法です。
しかしながら、以外と面倒でもあることも事実です。
お客様にとっても営業担当者にとっても、この大切な3つのことを地道にやっていくことが、お互いのためでしょう。
そして『コストコンロール』しながら楽しく家づくりをしていく唯一の方法(今のところ)だと、私は思います。
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