2世帯住宅・母屋の建っている土地に自宅を新築する場合は【水道関係】で気をつけるべき点がありますーー!?
下記の2点になります。必ず気にとめておきましょう。ーー!!
1) 水道メーターを何mmにするのか?
2) 道路から敷地内に引き込まれてる水道管の口径が何mmなのか?
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特に気をつけなければいけないケースとしては、『2世帯住宅・母屋の建っている土地に自宅を新築する』など…です。
ほとんどの人は『何を言っているのか?』全くわからないと思います。でも場合によっては、以外とお金がかかるケースもありますので、上のケースに当てはまる人は是非参考にしてください。
皆さんがお住まいの行政によっても変わってきますが…、
大前提として『水道メーターにより「給水箇所数」が決まっている!』ということです。
例えば、具体的に一般的な住宅で話をすると…、
「給水箇所数」とは『トイレ・洗面化粧台・洗濯機・浴室・キッチン・給湯器で計6箇所』というように数えます。そしてこの数が、設置された水道メーターの大きさによって決まるということです。
参考までに、水道メーターにより取り出すことのできる一般的な箇所数を書いておきます。(※但し、お住まいになっている行政により変わってきますが…!)
・メーター13mm 5箇所以下
・メーター20mm 10箇所以下
・メーター25mm 15箇所以下
更に大きなメーターもありますが、戸建て住宅では25mmまでで大丈夫でしょう。
ここで、一番最初に書いた気をつけるべき点にもどります。
1) 水道メーターを何mmにするのか?
昔は13mmのメーターが一般的でしたが、現在では20mmのメーターをつけるのが一般的です。
逆に、20mmのメーターにしないと箇所数が足りないでしょう。
2世帯住宅・母屋が建っている土地に自宅を新築する場合は、別々に水道料金を支払うと思いますので、メーターは2つ設置する必要がでてきます。当然「給水箇所数」からと、20mmのメーターを2つ付けるのがベストでしょう。
ここで、次の問題が出てきます。
2) 道路から敷地内に引き込まれてる水道管の口径が何mmなのか?
例えば、道路から敷地内に引き込まれている水道管の口径が20mmだったとします。
この場合は、20mmのメーターを2つ設置することができません。理由は水量の問題からです。
そうなると方法は2つです。
a)20mmをそのまま利用して13mmのメーターを2つ設置するか。
b)道路から敷地内へ25mmで引き込みし直すか。
a)では、給水できる箇所数が各世帯で5箇所以下となるので、あまり現実的ではないでしょう。
したがって、b)の方法にする必要があります。25mmの管で引き込み直せば、20mmの水道メーターを2箇所設置できるからです。
しかながら引き込み工事というのは、結構お金がかかるのです。金額的に恐らく100万円前後かかるでしょうーー!!
【まとめ】
最初にも書きました通り、『2世帯住宅・母屋が建っている土地に自宅を新築する』場合は、上記に書いた内容を頭の隅にでも入れておきましょう。
そして、水道については、どのようにするのか?方向性を決めておきましょう。
最後に『道路から自分の敷地に何mmで引き込まれているか?』、心配な人は市役所や水道局で調べることができます。興味のある方は、ご自身で調べてみるのもよいと思いますよ。
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