例えば、『都内高級マンションのエントランスで使っているような洗練された玄関ドアって、どこのメーカーにあるのかな〜!?』と考えたことはありませんか?
実は、そのような玄関ドアは既製品のドアではありません。思い通りのサイズや形状で製作するドアなのです。既製品の玄関ドアと製作した玄関ドアの具体的な違いを紹介します。そして、是非検討の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
例えば、下図を見て下さい。
この図は『1) 既製品の玄関ドア』と『2) 製作の玄関ドア』のサイズ(幅・高さ)について比較をしています。
『1) 既製品の玄関ドア』というのは、サイズ(幅・高さ)が決まっています。したがって、玄関ドアの両サイドに壁が残ってしまったり、下がり壁がでてきます。このような壁がちょっと残るだけで、シンプルで洗練された印象から遠のきます。
反対に『2) 製作の玄関ドア』では、無駄な壁を無くしています。つまり余分な壁が無い分、非常にシンプルで洗練された感じに見えるのです。ちょっとしたことですが、このようなこだわりの積み重ねが建物を洗練させるために大切です。
更に、実例写真をあげてみました。じっくり見て比べて下さい。
・製作/スチールドア 防錆処理 ダイノックフィルム貼
玄関ドアは大きくわけると『製作スチールドア・製作木製ドア・既製品ドア(メーカー品)』の3つのタイプに分けられます。写真を見てわかる通り、既製品ドアに比べ制作ドアは、余分な壁が無くピッタリ納まっているのがわかると思います。
更に製作の玄関ドアは、ガラス入り扉・両袖扉・片袖扉・親子扉・親親扉・ランマ付きなど、見た目の形状だけではなく『扉面の色・枠の色・仕上げ・錠・把手など』自由に選択することができます。
最後に金額的な話ですが、やはり自由に制作する分、既製品の1.5倍〜2倍くらいになります。しかしシンプルで洗練された印象の家にしたいなら、やる価値はあると思います。
【まとめ】
一般の人は、おそらく玄関ドアを製作するという発想は無いと思います。また、木造しか施工しない工務店はまず対応しないでしょう。でも、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)をつくる会社であれば、全く何の問題も無くつくることができます。
その理由は、RC造やS造の建物をつくるには、スチールドアなどの製作する建具が頻繁使います。したがって製作建具をつくれる業者をたくさん知っているからです。
木造しか施工しない会社でも、製作建具業者を見つければつくる事が可能となります。実際にお願いすれば、ツテなどから業者を見つけてくれる可能性もあると思います。エントランスは『建物の顔』となる部分です。是非、検討してみてはいかがでしょうか!?
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