『サッシを工夫して、かっこ良い空間をつくりたい!』思っている人は多いと思います。『段窓(だんそう)』について『どのような形状で、どこに設置したのか?』実例をもとに紹介します。
早速、詳しく見ていきましょう。
・形状/FIX(はめ殺し)+縦滑り出し+FIX(はめ殺し)
・設置場所/2階子供部屋上と下に『FIX(はめ殺し)』・真ん中に『縦滑り出し』を組み合わせて『段窓』をつくり、サッシの高さを床から天井までの2.4m(2400mm)にしました。
室内に光を入れるには、横幅がある窓よりも高さがある窓の方が有利です。したがって、このような形状の『段窓』は、防犯性・プライバシー性を高めながらも、室内に光を入れることのできる、とても良い方法です。
・形状/FIX(はめ殺し)+引き違い
・設置場所/2階和室下に『FIX(はめ殺し)』・上に『引き違い』を組み合わせて『段窓』をつくり、サッシの高さを床から天井までの2.1m(2100mm)にしました。
和室は床に座るスタイルなので、腰高の窓だと外が見えません。したがって、このような形状の『段窓』にすることで問題も解決され、広がりのある空間をつくることができます。
【まとめ】
ここでは、防犯・プライバシー・和室の使い方・見た目などから『段窓』にした実例を上げてみましたが、いかがでしょうか!?『段窓』は『床から天井までのサッシを設置すると空間が引き立つ』というような部屋に最適です。
更にサッシの可能性を広げる方法として、『連窓』と『段窓』を組み合わせ『連段窓(れんだんそう)』をつくるという方法があります。
次回は、その実例をあげながら詳しく説明していきます。
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