ストリップ階段をつくる時のデザイン要素である『ささら桁』形状。オススメの『3種類』について解説。形状の特徴と具体的な寸法についてお話をします。
是非参考にして下さいーー!!
最初に、ストリップ階段の『ささら桁』と言われる部分について。
『ささら桁』とは、上の写真で言えば階段の段板(踏面)を固定するためにスチールでつくった両脇にある白やグレーで塗られた部分のことです。
続いてオススメの『3種類』についての説明です。
1)ストレートタイプ
特徴は、一番オーソドックスでシンプルな形状です。モダンな空間に設置することで、非常に美しく見えます。
下の写真のささら桁は『厚み15mm・幅235mm』でつくっています。
2)イナズマタイプ
特徴は、名前の通りギザギザになっている形状です。もしかしたらストリップ階段と言えば、このイメージかもしれません。厚みを厚くして幅を細くするほど繊細でモダンな雰囲気になります。
下の写真のささら桁は『厚み15mm・幅100』でつくっています。
3)イナズマ&ストレートタイプ
特徴は、下の部分がストレートになっていることです。イナズマ形状は、小さなお子様が頭をぶつけてけがをする可能性がありますが、ストレート形状にすることで、安全性を高めています。
下の写真のささら桁は『厚み12mm・幅240』でつくっています。
最後にコストについてですが、基本的にどの形状でつくっても金額は変わらないと思います。あえて言うのであれば、加工手間がかかる2番が少しだけ高いかもしれません。
【まとめ】
ささら桁の形状は、基本的にこの3種類を押さえて検討しましょう。更に『厚みを厚くすると幅を細くすることができる』ので、それにより表現を変えていくことが可能です。
『どのようなデザインが良いのか!?』悩むと思いますが、どのタイプでもそれなりにかっこ良く見えますので、自分の『好き・嫌い』で選択しても失敗無いと思いますーー!!