皆さんは住宅で使用する『ガラス』について、『どのような種類や使い方があるか、知っていますか!?』
ここでは、私が実際によく使う『4種類』について説明します。何かしらの問題点を『ガラス』で解決できることもありますので、是非参考にして下さい。
ガラスとガラスの間にフィルムを入れて耐貫通性に優れた性能を持たせています。防犯上優れていることから『玄関ドアの両袖ガラス』や『シャッター無しの窓』に使用すると良いでしょう。もちろん、今お住まいの家のガラスにもリフォームで入れ替えることもできます。
上の写真は、フィルムの色を『乳白色』にして内部を見えないようつくりました。透明なフィルムや柄の入ったフィルムなど、他にもたくさんの種類があります。
ペアガラスとは、ガラスとガラスの間に空気層をつくり断熱性を高めたものです。Low-Eペアガラスとは、ガラスに金属コーティングを施しペアガラスの断熱性能を更に高めたものです。
性能面と予算面を考慮して、全ての窓をいづれかにすることが一番大切です。ちなみに、現在お住まいの家をリフォームで単板ガラスからペアガラスに変えるのは、コストが大きく関わってきますので、専門家への相談をオススメします。(障子の厚みの関係で‥‥!)
ちなみにLow-Eペアガラスは、金属コーティンクをしているので薄く緑がかって見えます。
3) フロートガラス タペストリー加工(フロスト加工とも言います)
表面をサンドブラストですりガラス状にしたものを、フッ酸により半透明にする加工をしたガラスです。普通の型ガラス(曇りガラス)に比べると、質感がとても上品に見えます。建物のファサード面・バルコニー・中庭など‥‥メインとなる外観や空間に使うと効果的です。
また、今お住まいの家のガラスにもリフォームで入れ替えることもできます。
ガラスが割れた時に飛散を防止するのがメインですが、それを兼ねたいろいろな種類のフィルムがあります。上の写真では、ミラー状のフィルムを貼っています。柄物やグラデーションなど、後からでもガラスにアクセントを付けることができる優れものです。
もちろん、リフォームで今お住まいの家のガラスに貼ることもできます。
【まとめ】
一般的な窓ガラスは、『トーメイガラス』 or 『曇りガラス』となりますが、その他に上記『4種類』をおさえておきましょう。そうすれば何かしらプライバシーに関わる問題が出てきた時に、解決できると思います。
是非家づくりの参考にしてみて下さいーー!!