東西に細長い敷地では、南北の奥行きが少ないので『プライバシーが守られた明るく開放的な家』をつくるのは難しいと思っていませんか?
決してそんなことはありません。『中庭型の間取り(プラン)』にすれば実現可能です。『中庭』が南側隣家を隔てるための『空間』となり、視線を遮りながらも光を呼びこむことができるからです。
詳しく解説していきましょう。
皆さんが土地を買う時には『東西方向よりも南北方向に奥行きが取れている敷地が欲しい』と考えていませんか!?
その理由は下記の通りだと思います。
・東西方向に細長い敷地は、南北の奥行きが少ないため南側隣家との距離が近くなり、プライバシーの確保が難しい。
・南北方向に奥行きが取れた敷地では、南側に庭がとれるので光を呼びこむことができる。
…その考えは間違いではないですが、考え方次第だと思います。
例え南北方向に奥行きのある敷地でも、実際は庭の奥行きを最低6mくらい取らないと、プライバシーを確保するのが難しいでしょう。それだけ奥行きが取れる土地は、大きな面積が必要となってきます。また予算面も含めそもそもそんな大型区画が販売されているか?という問題もあるでしょう。
東西に細長い敷地でも『プライバシーが守られた明るく開放的な家』は、問題無くつくることができたらどうでしょう。敷地選択の幅が広がると思いませんか?その方法は『中庭型の間取り(プラン)』にすることです。
【まとめ】
不利な状況と思われる敷地でも、考え方次第で問題を解決することができます。したがって、満足のいく家をつくるには『時間の許す限り間取り(プラン)を練る上げる』ことが大切だと思います。
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