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D【衰退期〜廃業】編 ー Vol.02 会社の季節は『秋〜晩秋』ー一忘れることのできない『3つの大きな出来事』

私のつくった会社の季節感は、冬目前の晩秋と感じる2011年を迎えることになりました。

リーマンショックから3年が経ち、世の中は落ち着きを取り戻し、期待感も含め『2011年は良くなりそう〜!』と思っていました。

しかしながら、この年は私にとって忘れることのできない『3つの大きな出来事』が起こりました。

 

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D【衰退期〜廃業】編 ー Vol.02 会社の季節は『秋〜晩秋』ー一忘れることのできない『3つの大きな出来事』

・まず『最初の大きな出来事』は、1月の中頃に体調を崩します。

風邪をひいたので市販の風邪薬を飲んで治ったつもりでいたのですが、自分でも気づかぬうちに精神面や体力面が弱っていたのか、その後に『感染症』にかかってしまうのです。

最初は口の中で唾液が出なくなり、その後、腕が激痛で動かせなくなり、全身をだるさが襲い、あまりの体調の悪さに『これはおかしい!』と思い病院へ行くと、血液検査がおこなわれ下された診断は『肝機能が低下し免疫力が落ちた結果、全身に菌がまわっている』とのことでした。

更に、血液中に『壊れた肝臓の細胞の破片が流れている!』と、衝撃的なことを言われました。

今まで生きてきた中で、ここまで体調に関わる大きな病気をしたことがなかったので、自分自身の中では、かなり動揺をしたのを覚えています。

そして『今まで、こんなに大量の薬は処方されたことはない!』というくらい、いろいろな薬が出され『一週間は安静にして、寝ていた方が良い!』といわれました。

『今までのツケが廻ってきたのか?』
『仕事がうまくいかなくなってくると、体調面までおかしくなるのか?』
本当にいろいろと考えてしまう出来事でした。

・・・とは言え、ゆっくり休んでいるわけにもいかず、薬を飲みながら働いていました!(笑

 

・続いて『2つ目の大きな出来事』が起こります。

この年の2月の中頃です。ホームページから『偽名』を使って『お問合せ』をしてきた人がいました。

後から、いろいろなことがわかるのですが『この人は、何をしたかったのか?』簡単に書くと下記の通りです。

当時、私の会社のホームページのコンテンツの数行の文章が『自分の書いた文章に酷似しているので著作権法に違反する、だからお金をよこせ!』ということでした。

もしそうだとするなら、何も『偽名』を使ってアポイントを取る必要はないのでは…?と思いましたが、更に言われた部分の文章は、昔からあるごく一般的な話で、同じ内容を書いている人は、他にもたくさんいることから、あまりにも理不尽だと感じていました。

私は、その人と関わるのが本当に嫌でしたので、すぐに弁護士の先生に代理人になって頂き、対応をお願いしました。数ヶ月の時間がかかりましたが、結果的にはその人に一銭もお金を払わずに解決に至りました。

でも、私は・・・
『なぜこんなことが起こるのか?』
『厄にでも取り憑かれているのではないか?』
この件で、自分が想像する以上に精神的なダメージを受けていました。

怖いもので『この件は、自分の周りにいる人が仕掛けたのでは…?』と、疑いの目をかけるほど人間不信に陥っていたのです。

そして、その後の仕事に対するモチベーションに影響がでたことは、言うまでもありません!

今思い返しても、とても嫌な気持ちになります。

でも、世の中には『自分のしたことが回り回って自分に返ってくる』という『因果応報』という言葉があります。『とても嫌な思いをしたが、それは自分にも原因がある!』と考えることで、この嫌な精神状態から何とか立ち直りました。

 

・最後『3つ目の大きな出来事』が起こります。

それは、2011年3月11日に『東日本大震災』が起こったことです。

私は、この日は新宿にいましたが、その時の出来事は下記にリンク貼っておきましたので、興味のある方は、是非見てくださいね。
・都内で震災に遭遇 行動する順番は?【ホテル > 自転車 > 運動靴 > 食料&飲み物】詳しく見る >> http://suzukihidefusa.jp/wp/archives/58

1000年に一度の震災と言われる東日本大震災がおきたことで、年初めに感じた『今年は良くなりそう〜!!』という予感は、もろくも一瞬にして消え去りました。

 

・100年に一度と言われた経済危機 リーマンショック/2008年
・1000年に一度と言われた大地震 東日本大震災/2011年
たった数年間で、想定外の出来事が起こることで、世の中の価値観が一瞬にして変わったのを感じました。

 

だから、家を建てること自体の意味や価値観は変わり、それにより、お客様からの引合いの数も目に見えて減ってきました。

引合い数が一番あった2008年と比較すると、およそ半分にまで減りました。

引合いが半分に減るというのは、商売をやっていく上で致命的なことですが、本当に恐ろしいほど減るのは、次の年である2012年からでした。

だから、当時の私は大震災により日本経済が受けたダメージの本当の怖さを、わかっていませんでした。

 

ちなみに、2011年の実績は下記の通りです。
・2011年 ホームページ引合 25件/契約6件/お引渡し4棟/季節は晩秋

 

このような世の中の状況でも、奇跡的に6件の契約を取っていたので、会社は何とか持ちこたえることができたのです。

この時期を作品面から振り返ってみると、今まで培ってきた知識と経験をフルに使って、一つ階段を上がった作品性の高い建物をつくれるようになったと思います。

でも、経営的な面から振り返ってみると、この時期は全く先が見えず『一筋の光を見つけるために彷徨っている・・・!』そんな感じで、最も苦しく悩みながら生きてきたと言ってよいでしょう。

 

【まとめ】
次回は、2012年からの話です。いよいよ会社の季節は『冬』へと突入していきます。

2011年でも大変だったのに、更に2012年には、当時の私の会社に『トドメを刺す』大事件が起こります。

まさに、青天の霹靂とはこのことでしょうーー!!

 

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